書道文化学科

東洋の書道文化を総合的に探究する類を見ない学科

「書道」は、中国から日本に伝わり、日本文化の中で独自に発展し続けてきた美しい文化です。
探究すればするほどに、無限に広がる「書の世界」。
過去を学び自身の未来を拓く・・・
「書道の真髄」がここにあります。

書道文化学科 紹介ムービー

商業書道・デザイン書道分野の科目を開講

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  • デザイン書道
  • 色彩学
  • 紙の製作と加工
  • 水墨画法
  • アート書道
  • 水墨画法

  • 看板製作

  • デザイン書道

  • アート書道

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トピックス一覧

学びの特色

1. 書道の文化を探求

漢字・仮名・漢字仮名交じりの書・篆刻など、書道全般にわたる実技科目が充実しており、書道の技術の本格的な向上を支援します。また、現代社会の中で生きる実用書道・デザイン書道・アート書道など、新しい書の分野を開拓します。

2. 「書道の歴史・理論」を探究

文学資料や書道の作品を鑑賞し、歴史や理論を学ぶ科目が充実しています。書道研究の深化を支援します。

3. 「人間性豊かな書道」を探究

研修や錬成、作品発表などの行事が盛んで、学年を越えた交流が活発です。それぞれの個性を重んじ、いきいきと取り組む姿勢を支援します。

4. 社会に「書道の価値」を発信

公募展への挑戦や商店街に書作品を展示するなど、地域のイベントに書を使って参加し、活性化に協力することで、応用力を高め、社会に書道の価値を発信します。

ここに注目!

学会活動

四国大学書道文化学会は学科の教職員・卒業生・在学生を主体とした学会です。講演会や大会、研究発表会などの行事開催や紀要『書道文化』の発行を行っています。

学術・地域交流

単位互換と学術交流

大東文化大学文学部書道学科と集中講義形式で単位互換ができます。また、中国浙江省浙江大学と学術交流を行っており、交換教授が本学大学院大学研究所で行う授業を聴講できます。

地域との交流

学生有志がイベントに体験ブースを出展し、地域の人々に書道の楽しさを伝えています。

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施設

書道文化館は、隣接する文学館とともに、実技兼講義室・制作室・表具室・PC演習室・展示ギャラリー・学生研究室など、書学習に集中して取り組める環境を備えた施設です。書道研究センターは多くの書籍・資料を蔵し、「東アジアの書道文化交流の拠点」を目指して日々充実に努めています。

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分野別入試(芸術・メディア・ダンス分野)

書道文化学科は、分野別入試(芸術・メディア・ダンス分野)の「書道分野」の対象学科です。

分野別入試(芸術・メディア・ダンス分野)は、自分の持つ能力を発揮し、入学後も各分野のリーダーとなる力を多面的・総合的に評価する入試です。小論文、個人面接、活動証明書、調査書を総合して合格者を決定します。活動証明書には、各分野で活動した実績を証明する資料等が必要です。

入学者には、合格区分によって「芸術・メディア・ダンス分野特別奨学金」が給付されます。

分野別入試(芸術・メディア・ダンス分野)

4年間の学びの流れ

1年次

基礎を養う

一般教養と専門分野の基礎を身に付ける。

主な科目
  • 書道概論
  • 中国書道史
  • 日本書道史
  • 古文購読
  • 楷書法Ⅰ
  • 行書法Ⅰ
  • 篆書法Ⅰ
  • 篆刻法Ⅰ
  • 隷書法Ⅰ

2年次

専門性を広げる

書写教育や鑑賞などの授業が加わり、専門分野について幅広く学ぶ。

主な科目
  • 書写教育概論
  • 古典文学史
  • アート書道
  • ことば・文化・人間
  • 草書法Ⅰ
  • 創作書法(漢字)Ⅰ
  • 創作書法(仮名)Ⅰ
  • 楷書法Ⅱ
  • 行書法Ⅱ
  • 草書法Ⅱ
  • 篆書法Ⅱ

3年次

専門性を高める

書道科の指導法などを学ぶ。また、ゼミに所属して研究を始める。

主な科目
  • 漢字仮名交じり書法Ⅰ・Ⅱ
  • 篆隷作品制作法
  • 仮名書法Ⅲ
  • 創作書法(漢字)Ⅱ
  • 創作書法(仮名)Ⅱ
  • 漢字書法
  • 展覧会作品制作法Ⅲ
  • 書道表現論

4年次

専門性を深める

教育実習に行ったり、卒業論文を書き進める。

主な科目
  • 卒業研究Ⅰ・Ⅱ
  • コンピュータアート研究
  • 日本美術史
  • 日中比較文化演習
  • グローバル書道
  • 紙の製作と加工
  • 表装技法
  • 書と工芸

科目紹介

展覧会作品制作法 I

展覧会作品に向けての制作法を基礎から学びます。漢字・仮名・篆刻など、各授業においての学びを生かし、古典・古筆に立脚した現代的な作品制作を目指します。

書道科指導法Ⅰ・Ⅱ

将来高校の書道教員や書塾経営者になるための理論や心構え・指導技術を学びます。これを3年生で受け、4年生前期には教育実習に行きます。Ⅰでは授業に関わる様々な理論や指導案の書き方を、Ⅱでは受講生を互いに生徒に見立てた模擬授業を中心にします。

書と工芸イメージ
書と工芸

授業で学んだ色々な書体や文字に関する知識をもとに、生活の中に生きる作品作りを行います。うちわに加工を施して書いた作品、藍染めにした作品、一閑張に書をデザインした作品など、「書」を活かした様々な作品を制作します。

取得可能な資格等

  • 高等学校教諭一種免許状(書道)
  • 高等学校教諭一種免許状(国語)
  • 中学校教諭一種免許状(国語)
  • 図書館司書資格
  • 学校図書館司書教諭資格
  • 学校司書資格(四国大学認定資格)
  • 博物館学芸員資格
  • 日本語教員資格

卒業後の進路

教職や一般企業など幅広い分野で活躍しています。大学院への進学、学校や博物館への就職、生涯学習の支援者、書道塾経営、書作家として活躍する卒業生もいます。

最近の主な就職先

高等学校教諭(徳島県/和歌山県/香川県/高知県/岐阜県/大阪府/兵庫県/福岡県/沖縄県)/高等学校講師(北海道/長野県/和歌山県/大阪府/兵庫県/岡山県/広島県/鳥取県/徳島県/香川県/高知県/愛媛県/熊本県/鹿児島県/沖縄県)/中学校講師(岡山県/和歌山県/徳島県/大分県/沖縄県)/自立支援学級支援員/徳島県立文学書道館/徳島市立徳島城博物館/阿南市役所/阿南信用金庫/JA/健祥会グループ 他

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