四国大学 学校司書プログラム

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はじめに

学校図書館法が2014年に改正され、「学校図書館の利用を一層促進するために、学校図書館の職務に従事する職員として学校司書を置くよう努めなければならない」ということが新たに盛り込まれ、「学校司書」が正式な職種として位置づけられました。文部科学省ではこれを受けて「学校司書モデルカリキュラム」の実施を、全国の教育機関に通知しています。
全国の大学や教育機関において学校司書の養成が広がりつつあるなか、四国大学では2022年度より『四国大学 学校司書プログラム』を新設することとなりました。
本学では、前身の四国女子大学時代から図書館に携わる人材を養成してきました(司書教諭:1971年~、図書館司書:1974年~)。50年の節目に新たに学校司書の養成に着手し、地域社会に貢献する大学としての使命を果たしていきます。

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学校司書とは

学校司書とは、学校図書館の管理運営を担う職員のことです。

  • 子どもたちの読書活動を支援し、本の魅力を伝えていきます。
  • 図書館内を整備し、心地よい空間を創ります。
  • 情報を選択する力を育成し、主体的な「学び」を支援します。

四国大学 学校司書プログラムについて

  • 「四国大学 学校司書プログラム」は、文部科学省が提示している「学校司書モデルカリキュラム」をもとに構成されています。
  • 学校図書館の実務と教育現場に必要とされる知識とスキルを、バランスよく学ぶことができます。
  • 所定の科目を履修して単位を取得すると、資格証明証(四国大学認定資格学校司書)を交付します。

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四国大学 学校司書プログラム

Q&A

Q:学校司書は、一般の図書館司書とどこが違いますか?

A:教育課程を理解し、「調べ学習」・探究活動に使う本や情報などを用意したり紹介したりする点です。
学校の中で業務を行いますので、児童生徒の対応や、教師と協働することが求められます。

Q:学校司書と司書教諭はどこが違うのですか?

A:司書教諭は、教員の立場で学校図書館にかかわります。学校司書は、職員の立場で学校図書館を運営していきます。

Q:学校司書に憧れています。「学校司書プログラム」を履修すれば、なれますか?

A:募集のある各自治体等の採用試験に合格する必要があります。
「司書」に関する職種は人気が高いため、「図書館司書」資格の同時取得を目指してください。
本学の学校司書のカリキュラムは14科目中6科目は図書館司書の科目を兼ねているため、2つの資格をムリなく取得することが可能です。

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