児童学科

カリキュラム

授業風景

1.きめ細かな実践指導

附属幼稚園での観察実習をはじめとして、保育所や福祉施設、小学校、幼稚園で実習をおこないます。
実習前はもちろんのこと、実習先での訪問指導や実習後の報告会など、きめ細かな実習指導を行っています。

2.多彩な教授陣による卒業研究

3年生からは、少人数で行われるゼミに所属します。そこで、2年間かけて保育や教育に関する研究・制作を行います。
「たのしい授業プランの研究」「笑顔における表情認知について」「子育て支援センターにおける子育てニーズについて」などのテーマで研究が行われています。

教科指導法Ⅰ（算数）: 小学校の教員を目指す学生が、算数の内容や指導法について学ぶ授業です。1～6年の算数科の内容を、領域別、学年別に概観し、教材研究の方法、授業の仕方などを実践的に身につけていきます。写真は、学生が先生と児童の役に分かれて、楽しく模擬授業を行っているところです。

発達心理学: 保育の心理学では、保育者として必要な知識を得るために、心理学の実験や調査を基に生まれてから人がどのように成長していくのかを学びます。また、保育者としてよりよく働くための心理学についても学習します。

教育実習: 学校現場を体験する実習は、3・4年生で行います。期間は4週間ですが、小学校と幼稚園の両方の教員免許を取る人は、それぞれ2週間となります。最初の週で配属先の学校の先生の授業や指導の様子を観察し、2週目からは先生となって子どもたちを指導します。子どもと接する難しさとともに、その喜びが実感できます。

保育実習: 保育所や児童福祉施設等の役割と機能、保育士の業務や職業倫理を具体的に理解し、子どもの保育と保護者への支援について、実践的に学びます。一人ひとりの内面と発達を理解して言葉がけや援助をすることの難しさ、子どもの笑顔と日々の成長に出会う喜びを経験する保育実習は、保育士として大きく成長する大切な機会となっています。

	専門科目
	必修科目	選択科目
1年次	生活科学概論	国語科概論算数科概論図工教育音楽（声楽）音楽（器楽）教職基礎教育原論保育原理児童家庭福祉子どもの保健I 社会福祉保育者論子どもの保健Ⅱ 保育内容研究・環境I 保育内容研究・言葉I 保育内容研究・健康I
2年次	なし	理科概論社会科概論生活科概論家庭科概論音楽（弾き歌い）体育I 図画工作体育Ⅱ 体育教育子どもの保健Ⅲ 子どもの食と栄養社会的養護相談援助保育の心理学保育内容総合教育心理学教育情報処理論I 乳児保育保育内容研究・人間関係Ⅰ 障がい児保育I 特別支援教育論教育方法論教材開発演習教科指導法I（算数）道徳教育介護等体験事前事後指導保育実習指導I 保育実習I
3年次	児童教育学発達心理学卒業研究演習I・Ⅱ	生徒指導論教育相談発達心理学演習教育の方法及び技術家庭支援論保育内容研究・健康Ⅱ 教育課程論保育内容研究・表現I 幼児教育方法社会的養護内容保育内容研究・表現Ⅱ 保育相談支援保育課程論教科指導法I（国語）教科指導法I（社会）教科指導法I（理科）教科指導法I（音楽）教科指導法I（図画工作）教科指導法（生活）教科指導法（家庭）教科指導法I（体育）特別活動教育実習Ⅰ 教育実習指導保育実習Ⅱ・Ⅲ 保育実習指導Ⅱ・Ⅲ 教育実習I
4年次	卒業研究I・Ⅱ	児童英語概論音楽教育学級経営論・教育法規人権教育論教科指導法Ⅱ（国語）教科指導法Ⅱ（社会）教科指導法Ⅱ（算数）教科指導法Ⅱ（音楽）教科指導法Ⅱ（体育）教科指導法Ⅱ（理科）教科指導法Ⅱ（図画工作）教育情報処理論Ⅱ 児童英語指導法保育内容研究・人間関係Ⅱ 保育内容研究・環境Ⅱ 保育内容研究・言葉Ⅱ 障がい児保育Ⅱ 児童文化論教育実習Ⅱ ボランティア演習保育実践演習教職実践演習（幼・小）現代の教育・保育課題

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