「地域がキャンパス」推進事業

平成26年度 「地域がキャンパス」推進事業美波町文化財調査報告会 -in 四国大学 -(-わがまちのたからもの ふるさとの魅力再発見-)が開催されました

過疎化の進む県南部圏域の活性化に向けたきっかけづくりとして、地域、大学、美波町、徳島県が連携し、「地域がキャンパス」推進事業を実施しています。
この事業の一環として、美波町の地で四国大学文学部の学生が行ってきた文化財調査(3年目)の成果を報告しました。一般公開されていない薬王寺のご宝物や今まで注目されてこなかった資料館の収蔵庫に眠っていた民俗資料などを学生が調査しまとめたものです。当日は、学内外から80名をこえる来場者がありました。
調査及び報告会開催にあたり、ご協力をいただきました多くの方に厚くお礼を申し上げます。

  • 開催日 平成26年8月1日(金) 13:30~16:15
  • 場 所 四国大学 N209 多目的教室
  • プログラム

 13:30  開会挨拶
 13:40  調査報告 (四国大学文学部生)
       ・美波町 日和佐図書館・資料館  ~これがわがまちのたからもの~
        民具・人形頭などについて

        報告1.民具が語る山のくらし
        報告2.民具が語る海のくらし
        報告3.「赤松の人形頭」を探る
        報告4.ひとつの蒔絵鞍・鎧から
        報告5.珍品!「船玉さん」の軸

       ・薬王寺  ~語りかける寺宝~
        絵画・古文書・典籍などについて

        報告1.絵画 仏画・歴代住職肖像画
        報告2.書籍 貫名菘翁・坂東無我・慈雲
        報告3.古文書 古文書からみた薬王寺の諸相
        報告4.典籍 典籍を調べる
        報告5.典籍 「小野六帖」の星供について

  15:30   講演  (須藤茂樹・四国大学文学部准教授)
       「町まるごと博物館の構想」-美波町への提言-
 16:10   閉会

※「地域がキャンパス」推進事業とは
県南部圏域、とりわけ海部郡においては、若者の流出などによる過疎化や高齢化が進行し、地域活力の低下が懸念されています。
このような状況の中、地域、大学及び行政が連携し、美波町において「地域がキャンパス」となって大学の授業を実施することにより、継続して学生に地域に足を運んでもらい、若者の発想や視点を生かし、地域を活性化させることを目的に、平成24年度から「地域がキャンパス」推進事業を実施しています。

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推進プロジェクト