
2026年5月23日・24日に、とくしま産学官連携プラットフォーム主催、四国大学が企画・運営を担当する第9回「神山の風景をつくるフィールドワーク~たべて、あそんで、はたらいて~」を開催しました。
これまで地域住民の皆さまが守ってこられた町中心部の川沿いでは、近年、住民の高齢化等により、沿岸に生い茂る葦(よし)の伐採が追い付かず、景観や川辺の利用環境に影響が出ているという課題がありました。
こうした地域の声を受け、今回は初めて、葦の刈り取りを主な作業とするフィールドワークを実施しました。
当日は、学生8名と四国大学OBの社会人6名が参加し、地域の皆さまとともに、川辺の環境を整える作業に取り組みました。
本フィールドワークは、単に葦を刈り取ることだけを目的としたものではありません。
鮎をはじめとする魚が住みやすい川づくりや地域の方々が川辺で涼んだり、遊んだり、沿岸を行き来したりできる環境を整えることで、昔ながらの神山らしい風景や川とともにある豊かな暮らしを少しずつ取り戻していくことを目指しています。
当日は、参加者の身長を超えるほどに成長し、前に進むことも難しいほど密集した葦と向き合いながら協力して約150㎡の葦を刈り取りました。
また、川幅を狭めていた葦の根を引き抜いて水の流れを確保するとともに、川の石を配置し直し水の流れに緩急をつけるなど、川の風景に少しずつ手を加えていきました。
作業中には地域住民の皆さまから温かく声をかけていただき、「孫を遊ばせてあげたい」と川への想いを語っていただいたり、ドリンクの大量差し入れをいただいたりする場面がありました。
参加者は、神山の方々の優しさに触れながら、より自分達の活動に意義を感じとり、初回のフィールドワークの作業を無事に終えることができました。
夜には、留学生直伝の生春巻きと揚げ春巻きを皆でつくり、食卓を囲みながら交流を深めました。
学年、性別、国籍を超えて自然に会話が生まれ、「たべて、あそんで、はたらいて」という本フィールドワークらしい一日を過ごせました。
今後、背景にある地域が抱える課題についても学生自身が考えながら、実際に自らが手を動かし、神山町の地域の方が望む風景づくりに関わっていく予定です。









