このたび、本学文学部日本文学科講師 石井悠加による著書
『中世和歌の記憶―絵巻と仙洞御所の詠歌史―』を八木書店より刊行いたします。
本書は、中世日本における和歌と絵巻、そして「場」の記憶との関係を多角的に検証した研究書です。
第一部では、鎌倉から室町時代にかけて制作された「募帰絵」「一遍聖絵」「道成寺縁起」などの絵巻を取り上げ、作品中で詠まれた和歌を精査し、その表現や機能を明らかにします。
第二部では、和歌に映し出される「場」の記憶に注目し、都市の再興や郊外の開発といった空間の変化を文学研究の視点から捉え直します。
空間の創出・継承の過程において、和歌が果たしてきた役割を具体的に論じています。
中世文学・美術史・歴史といった複数の分野を横断しながら、和歌の文化的意義を再考する一冊であり、本学教員の研究成果として、ぜひご注目ください。
| 本体予価7,500円+税 初版発行:2026年1月15日 A5判・上製・カバー装・416頁+カラー口絵16頁 ISBN 978-4-8406-2653-8 C3092 |
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