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ホーリークロス大学のエリス・ジョーンズ先生に消費者問題についてご講演いただきました
2025年06月12日ニュース&トピックス

6月12日(木)、ホーリークロス大学より、エリス・ジョーンズ先生(ベターワールドショッパー代表)をお迎えし、ご講演をいただきました。
本講演は、本学のSDGs・消費者政策研究会が主催する「消費者問題グローバルフォーラム」の一環として開催され、エリス先生のご講演に続いて、学生による発表およびパネルディスカッションが行われ、活発な意見交換の場となりました。
ご講演では、消費者が企業を多面的に評価し、その情報を可視化する「評価制度」について紹介されました。また、「消費は企業への投票である」との視点から、商品購入の際には企業の姿勢や取り組みを確認し、グリーンウォッシュやエシカルウォッシュを行っていない企業の商品を選ぶことの重要性が強調されました。
学生発表では、次のような意見や考察が示されました。
・「食品ロスを自分ごととして捉え、日常会話の中から友人たちと小さなアクションを起こしていきたい。」(国際文化学科2年 阿部みちるさん)
・「小さなプランターでの栽培などを通して『農業』と関わり、命と向き合い育てることに意味がある。エシカルな商品やサービスを選ぶだけでなく、関わる姿勢こそが消費者の役割を高めるだろう。」(経営情報学科3年 池田透真さん)
学生発表の後には、経営情報学科の稲倉典子准教授によるミニ講義も行われ、「より良い消費者(Better Consumer)になるためには、"必要性"を冷静に見極める視点が欠かせない」との指摘がありました。
今回のフォーラムを通じて、参加した学生たちはエシカル消費や消費者の在り方について理解を深め、自らの判断とポリシーに基づいた行動の重要性を学ぶことができ、大変有意義な機会となりました。