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石井町と「包括的連携協力に関する協定」を締結しました

2017年01月18日ニュース&トピックス

石井町と「包括的連携協力に関する協定」を締結しました

平成29年1月18日(水)に、本学は石井町と「包括的連携協力に関する協定」を締結しました。
本協定は、互いの包括的な連携のもと知的・人的資源等を結集して、地域の課題に取り組むとともに、石井町のさらなる発展及び本学の教育研究活動の充実に寄与することを目的としています。連携・協力事項については、次のとおりです。

  1. 地域課題解決、地域の再生・活性化に関すること
  2. 両者が有する知的・人的資源及び物的資源の相互・連携活用に関すること
  3. 両者が共同で実施する事業に関すること
  4. 目的の達成に必要な事項に関すること

松重学長コメント

「地方私立大学である本学のミッションの一つに、地域に貢献する人材育成があげられます。地方創生を含めて、地域の現況や課題に向けて解決する力を教育・研究の中に取り入れてきましたが、大部分が座学でした。そこで、いろんなことを一緒にやれる自治体があればということで、昨年の4月から石井町の方々と話し合いを重ねました。石井町の様々な課題に対して大学として何が出来るか、と具体的な話題も出ました。本学は、一般的な教養や専門科目、地域に関する科目を全面的に見直し、地域貢献・ボランティアの科目を始めとした新しい科目を来年度4月から増設します。本協定は、町の皆さんと一緒に検討してワーキンググループを作って活動する、そういう体制が出来たと思います。地域連携についてはいろんな大学が行っていますが、その中で、大学の人材育成の新しいモデルができるのではないかと期待しています。」

小林町長コメント

「少子高齢化の進展やグローバル化の進行により、住民からのニーズが多種多様化、複雑化しているので、高度かつ細やかなサービスを多角的に取り入れていく必要があります。そこで、学生の若い感性や考えを提言してもらい、共に課題解決を実践していく、今までにない新たな取り組みを期待しています。現在、「まちづくり」、「教育」や「子育て」の3つのテーマのワーキンググループを立ち上げ、空き家の利活用や学校現場での外国人児童、あるいは発達障害児への支援などについて、具体的な研究や検討がスタートしています。活動拠点として役場1階のスペースを活用し、学生との積極的な意見交換や情報交換を行いながら、様々な行政にも参画してもらいたいと考えています。学生の若いアイデアや先生方の専門的知見をいただき、石井町の抱える様々な課題を見据えて、10年後、20年後徳島県の中で光っていけるまちづくりに取り組んでいきたいと思っています。」

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