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平成28年度入学式を挙行しました

2016年04月03日お知らせ

平成28年度入学式を挙行しました

平成28年4月3日(日)に、平成28年度入学式が本学体育館において行われました。総計792名(大学院17名、大学590名、短期大学部185名)が、新たな学生生活をスタートさせました。
式では、松重 和美学長が、「これから始まる学生生活では自分を成長させ、グローバル社会で活躍するために必要な幅広い教養・人間性を身に付けてください」と激励の言葉を送りました。
新入生を代表して、生活科学部 生活科学科 幸長 慎一さんが、「学術の研究と人格の陶冶に努めます」と、誓いの言葉を述べました。式後、新入生は記念撮影をしたり、在学生からサークルへの勧誘を受けるなど、大学生活への希望を胸に、新たな本学での生活の第1歩を踏み出しました。
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!

学長式辞(概要)

本日、四国大学生となられた、大学院、大学、短期大学部合わせて792人の皆さんを四国大学の教職員を代表して、心から歓迎を致します。

四国大学では、基礎教養を身に付けるとともに専門分野を十分学び、人間的にも大きく成長できるようなカリキュラムを用意しています。皆さんには、受け身でなく、自ら主体的に行動してください。そして、常に自分を更に成長させ、将来立派な社会人になるためには最大限の努力をしようとする意欲・心がけを持って頂くことを願っています。

本学の建学の精神「全人的自立」は、「知識・技術の修得とともに人間的な成長を志向し、社会に貢献できる実践的な力を確立すること」を意味しています。この精神を具現化するために、「全学共通教育センター」を設置し、大学生としての基礎教養に加え、四国大学スタンダードと称する3つの力、即ち「社会人基礎力」、「自己教育力」、「人間・社会関係力」を全ての学生の皆さんが修得できるようにしています。

本学が現在推進している3つの事柄について紹介します。

まず1点目は、地域教育の推進と大学の地域貢献であります。

大学の使命は、「教育」、「研究」、そして「社会的貢献」の3つだといわれています。特に、最近の少子高齢化、地方の疲弊化の課題に対して、我々のような地方の大学には、地域の活性化に貢献する人材の育成が期待されています。本学は一昨年、文部科学省の地(知)の拠点(COC; Center Of Community)整備事業に徳島県で唯一採択され、さらに昨年度からはCOC+事業を併せて行うことになり、学内外で“先進的地域貢献型大学”として多様な活動を開始しています。

2点目は、スポーツ・芸術分野の推進であります。

スポーツ分野においては、4種目に対してスポーツ分野特別奨学金制度を設けるとともに、人工芝を敷き詰めた全天候型「しらさぎ球技場」を建設しました。今年度、経営情報学部にスポーツビジネスコースを新設しています。

また、去る3月19日、芸術館が完成しました。音楽やデザイン分野の教育活動に使用される他、県内最大規模のライブスタジオ、レコーディングスタジオ、そしてボーカロイド演習室もあり、新たなミュージシャン、クリエーターが出てくれることが期待されています。

3点目は、大学のグローバル化であります。米国姉妹校サギノーバレー州立大学(SVSU)と英国姉妹校ウルバー ハンプトン大学及び中国湖南省の湘潭大学に加え、新たに台湾の銘伝大学との連携強化を計っています。こうした姉妹校への留学とともに、国の事業である”トビタテ!留学Japan”など海外派遣も奨励しています。

本日入学された皆さん、これからの大学・短期大学部での生活で自分を成長させ、社会で活躍するしっかりした基盤を作るため、必要な専門知識を取得してください。また、授業を始め課外活動や大学の行事などにも積極的に参加し、一生の宝となるような多くの友達・人的ネットワークを作ってください。こうした活動の過程で、コミュニケーション能力や実行力、自信と積極性、そして現在のグローバル社会で活躍するために必要な幅広い教養・人間性を身に付けていただくことを願っています。

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