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平成27年度卒業証書・学位記授与式を挙行しました

2016年03月16日お知らせ

平成27年度卒業証書・学位記授与式を挙行しました

平成28年3月16日(水)に、四国大学大学院第16回、四国大学第47回、四国大学短期大学部第54回卒業証書・学位記授与式が、本学体育館で挙行され、大学院6名、大学462名、短期大学部166名の計634名が、社会への新たな1歩を踏み出しました。
式では、松重和美学長が「本日、四国大学を卒業し、社会に船出する皆さん、これまで四国大学で学んだことを基盤に、それぞれの専門性を活かして大いに活躍されることを、そしてこれから大きく変動し続ける世の中において、是非チャレンジ精神をもって臨まれ、少しでもより良い社会の実現に貢献されますことを期待しています。」と、卒業生を激励しました。
式後には、卒業生が後輩から花束をもらったり、友人らと記念撮影をするなど、別れを惜しむ光景が見られました。
卒業生の皆さんのますますのご活躍を期待しています。

学長式辞(全文)

漸く、厳しい寒さも遠のき、暖かく穏やかな春の気候となりました。
本日ここに、平成27年度・四国大学卒業証書・学位記授与式を挙行することができましたことは、大きな喜びであります。
お忙しい中、本日の式典にご臨席賜りました徳島県高等学校長協会会長 町口雅治 様、父母会会長 中川 恭子 様を始めとした、ご来賓の皆様方に厚く御礼を申し上げます。修了生、卒業生のご家族の皆様におかれましては、この式典にご参列を賜り、このような晴れの日を迎えられましたことを、四国大学の教職員を代表いたしましてお慶び申し上げます。
この佳き日に四国大学から社会という大海に船出する、大学院修士課程修了の6人の皆さん、大学を卒業される462人の皆さん、そして短期大学部を卒業される166人の皆さんに、心からお祝いを申し上げます。皆さん方は、これまでの小・中・高校も含めた長い期間の努力が実を結び、ただいま学位記を手にされました。本学での4年間あるいは2年間の学生生活を振り返って、それぞれ感慨深いものがあることと思います。また、卒業に際しては、ご自身の努力は勿論ですが、本日ご列席いただいています教職員の方々のご指導、そして何よりもご父母やご家族の皆さんのご支援や理解があったことを改めて思われ、是非感謝の念を持って頂きたいと思います。
さて、皆さん方がこれから飛び込む社会は、複雑な世界情勢も含め、気候変動、テロへの不安や先の見通しが困難な経済状況の中にあります。身近かな国内においても、一層のグローバル化、少子高齢化、そして地方の疲弊化が進み、今後は今以上に予期せぬ課題に直面する場面も出てくると思います。そうした中、四国大学の建学の精神「全人的自立」を体得された皆さん方には、これからも常に学ぶ姿勢を持ち、自己の向上・変革を目指すとともに、職場や地域社会、そして世の中の様々な課題にも積極的に立ち向かい、その解決を図るなど、少しでもより良い社会の実現に貢献してほしいと思います。
社会人として新人の皆さんに社会や就職先の企業などが求めているのは、基礎的、そしてそれぞれの専門分野での知識は勿論、教わっていない事柄や未経験の新たな状況に対して、失敗を恐れずチャレンジする姿勢だと思います。単にチャレンジすれば問題は解決するといった容易なことばかりではないはずです。しかし、重要なことは、新人らしく、失敗を恐れずチャレンジすることにより、問題の本質が分かり、解決の糸口を見つけることではないでしょうか。是非、皆さんがこれから直面する様々な場面で、またまだ回答のない分野で、勇気を持って、一生懸命、真摯に取り組んでください。そうしたことが、皆さん方自身を大きく成長させるとともに、職場や世の中の改善に繋がり、地域社会の活性化にも貢献するものと信じています。
ところで、四国大学はこの数年間、大学改革・教育改革を推進し、より魅力ある大学を目指して、全教職員で取り組んでおり、その成果も結実し始めています。今年の初め、サンデー毎日の新年号に掲載された「大学ランキング:文科省支援事業採択数で分かる“グローバル時代を先導する改革に積極的な大学はここ”」によりますと、本学は「地(知)の拠点(COC)事業」や「私立大学等改革総合支援事業(教育の質的転換・地域発展・産業界連携)」など五つの事業に採択された結果、私立大学の中で全国12位(中四国ではトップ)に位置づけられています。一方、公務員を含め地元企業などへの就職者数も最多であり、地域連携・貢献活動にも先進的に取り組んでいる大学と高い評価を受けています。改革は企画し実施すれば終わりではなく、社会の変動や大学内外の新たな環境変化にも対応して常に新たな視点・挑戦心で取り組むものであり、今後とも本学はグローバルな観点も加え、全学で一層の改革・発展を目指し頑張りたいと思っています。卒業される皆さんには、今度は一般社会人として、在学生の活躍とともに本学の取組みにも関心も持たれ、暖かい励ましとご支援を賜れば幸いに存じます。
最後になりますが、本日、四国大学を卒業し、社会に船出する皆さん、これまで四国大学で学んだことを基盤に、それぞれの専門性を活かして大いに活躍されることを、そしてこれから大きく変動し続ける世の中において、是非チャレンジ精神をもって臨まれ、少しでもより良い社会の実現に貢献されますことを期待しています。皆さん方自身が人間的にも更に成長され、これからの人生がより幸多きものとなりますことを祈念いたしまして、私の式辞といたします。

平成28年3月16日
四国大学
四国大学短期大学部
学長 松重 和美

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