海陽町と「包括的連携に関する協定」を締結しました

2015年04月07日お知らせ

平成27年4月7日（火）に、本学と海陽町  は「包括的連携に関する協定」を締結しました。
この協定は、包括的な連携のもと知的・人的資源等を結集して、地域の課題に取り組むとともに、海陽町の活性化とさらなる発展及び本学の教育研究活動の充実に寄与することを目的としています。

• 松重学長のコメント 

海陽町さんとこのような協定を締結できましたことについて、 まずは一言お礼を申し上げます。地方創生、地域活性化が叫ばれていますが、そのためには地域の問題を知り、それを解決する具体的なものが必要だと思います。大学の使命は教育、研究、社会貢献にありますが、それを単にキャンパスの中で行うのではなく、“現場に出向き、現場の課題が何であるか”を知ることが大切だと思います。また、海陽町には海部刀や海を含む豊かな自然など、沢山の宝物があります。地元では当たり前のことでも、若い人の目あるいは研究者の目から見ると宝物になることがあります。そういった宝物を掘り下げるのも我々の役割ですし、これを広く知っていただくことが、社会貢献や地域の活性化につながるものと思います。若い人が地域の良さを知る機会は多くありません。このような協定を結ぶことによって、大学の研究者と自治体、そして町おこし隊の方々も含めて、新しい目で新しい宝を掘り起こし、それが教育、研究、社会貢献、そして海陽町にとっての活性化につながるようなものができればと思っています。種はいくつもあると思いますので、協定の締結を機会にそれを育てて、大きな花を咲かせたいと思います。我々も大学を挙げて取り組みたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。