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鞆浦漁業協同組合と「包括的連携に関する協定」を締結しました

2015年04月07日お知らせ

鞆浦漁業協同組合と「包括的連携に関する協定」を締結しました

平成27年4月7日(火)に、本学と鞆浦漁業協同組合 は「包括的連携に関する協定」を締結しました。
この協定は、包括的な連携のもと知的・人的・物的資源 を結集して、水産資源の有効活用に取り組むとともに、鞆浦漁業協同組合 の活性化とさらなる発展及び本学の教育研究活動の充実に寄与することを目的としています。

  • 松重学長のコメント 

まずは鞆浦漁業協同組合さんに対して、このような協定を締結させていただきましたことについてお礼申し上げます。四国大学と鞆浦漁協さんとは昨年度から、未利用魚の活用方法に関する研究に取り組んでいます。このことによって、大学教育の中で我々も非常に貴重な体験をさせていただいています。例えば、地元では「猫マタギ」などと呼ばれあまり良い印象ではない魚「シイラ」について、フレッシュな目で栄養学的見地からも、その新しい調理法をご提案しています。また、6次産業化という意味では、捕ってから加工して消費者に届けるまで、トータルな提案が必要です。今までは個々の先生とのつながりだったかもしれませんが、本学には経営関係やデザイン関係の専門家もいますので、今後はトータルな視点で全学的な取り組みとして対応させていただきたいと思います。このような取り組みによって、新しい魚資源が生まれるのではないかと思います。漁業者の高齢化、日本人の魚離れなど、漁業を取り巻く情勢は厳しいですが、資源は豊富にあるわけで、それをさらに活かすために、こういった取り組みがお役にたてるものと思いますし、それが新しい学生に対する教育、教員の研究、大学としての社会貢献につながると思います。この機会に更なる連携強化に発展すればと願っています。今後ともよろしくお願いいたします。 

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