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児童学科の学生が「第1回 朗読カフェin第九の杜」で群読を行いました
2015年12月21日地域活動
平成27年12月13日(日)、児童学科の学生が鳴門市賀川豊彦記念館で開催された「第1回 朗読カフェin第九の杜」に参加しました。
児童学科の国語教育ゼミ生と3・4年生の有志13人は3冊の書物の詩を中心に、「チンタオでの恐怖の戦闘場面」「俘虜の生活」「第九『歓喜の歌』への序章と日本語訳歌詞」の3場面構成で、群読という迫力あるパフォーマンスを披露しました。
戦争への自責の念と恐怖感、望郷の念と自由の渇望、第九「歓喜の歌」のダイナミックな歌詞などを、3グループ編成でソロと群読で情感をこめて読み上げ、会場から大きな拍手が送られました。
- 第1回 朗読カフェin第九の杜
このイベントは、第一次世界大戦中に鳴門市大麻町にあったドイツ兵の収容所「板東俘虜収容所」の史実を元に書かれた著書や絵本などの朗読又は読み聞かせを行い、鳴門市でなぜ「第九」が歌い継がれてきたのか、その史実の理解を深め、「第九」への市民熱の高揚を図るために、「平成27年度 We Love なるとまちづくり活動応援補助金事業」として開催されました。
鳴門市は、3年後の2018年に、板東俘虜収容所でのベートーヴェン「第九」交響曲アジア初演から100周年を迎えます。